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エミコ(emico)

Author: エミコ(emico)

東京でOLしています。

NEWSとテゴマスを絶賛応援中。
このブログでは、増田貴久くんのことを中心に、NEWSやテゴマスのお仕事、作品について語っています。

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NEWSの2017年のコンサートツアー「NEVERLAND」は、4/1(土)の札幌(真駒内)で初日を迎え、福岡、仙台、静岡、大阪、名古屋、和歌山、広島の8か所のアリーナ会場を回った。
そして、6/10・11の2日間は東京ドーム。全23公演の開催となった。

3/22にリリースされたアルバム「NEVERLAND」をひっさげてのツアー。セットリスト、ステージ演出、衣装、どれもが素晴らしく、何より4人のパフォーマンスが魅力的だった。自分の目に映ったものをすべて記憶にくっきり残せたら、どれだけいいだろうと思うけれど、せめてメモしておこうと思う。読み返した時、その時の記憶を引き出す糸となれば、いいな。

(レポとはいえないし、増田さんに偏った記憶のため、読みづらい点、多々あると思いますが、お許しください。これを書いている今は、東京ドーム公演の前です)

2017年4月1日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナの周辺は、まだ雪が残っていた。4月といえども、大雪でフライトが欠航になる可能性もある札幌。1年ぶりの会場を目の前にして、まずは無事に到着したことに安堵。ほどなく、NEVERLAND仕様にラッピングされた噂の大型トラック2台を見つけると、「NEVERLAND」の開幕が一気に実感として胸に響いた。
今日から6月のオーラスまで、どんなNEWSを観ることができるのだろう。
冬の終わりから初夏へと、急ぎ足で移り変わる季節に、日常とは離れて、大好きなNEWSに会いに行く旅ができる幸せをかみしめた。
そんな浮かれた気分は、財布の紐を大幅に緩めさせ、うちわ、ペンラは勿論、パーカー、Tシャツ、タオル、カレンダー、キートレー、ツアーバック、パンフ・・・とメインものは早々購入することに。

真駒内の会場に足を踏み入れると、そこにはNEWS史上最高とも言えるファンタジックなセット。天井からは、透明な大きな球体がいくつも吊り下がっている。その時の印象としては、もう手に触れそうなくらいの近さで、突然、別世界・・・つまりNEVERLANDに迷い込んだようだった。また、会場のほぼ中央には、金色の巨大な「NEVERLANDへの鍵」が青い布の上に立てかけられている。メインステージの上の方では、カラフルに光るNEVERLANDの文字が上がったり下がったり。ねじれた時計は奇妙な時刻を知らせていて、ステージには、何かの機械工場みたいに部品がモチーフになったセットが組まれている。
開演30分前、場内に、ナレーションの矢島さんの声が響いた。包容力のあるその声は観客をやさしく導き、一足先にNEVERLANDにとって大事な要素を伝えてくれた。そして、NEVERLANDのどこかで必要になるというダンスの手ほどきが始まった。このダンスレッスンは、開演15分前にもう1回おさらいのチャンスがあった。
セットに、事前の演出に期待は膨らむばかり。いよいよ始まる。

開演直前、NEWSコールがはじまるも、ほどなく、場内の照明が落ち、興奮MAXの悲鳴が響く。
まずは、オープニング映像。鍵工場で働くNEWSくん。途中まではアルバムの特典映像と同じで、鍵を受け取った少女のそのあとが描かれていた。
机を離れて、部屋の扉の前に立つと、突然、鍵穴がぽっかり現れ、驚きながらも鍵をさしこみ、扉を開け、眩しい光があたり一面広がると映像は消え、メインステージ中央の扉がゆっくり左右に開いた。
汽笛が大きく響くと同時に、蒸気機関車が光とスモークに押されて、姿を現した。その中にNEWSがいるのか!?ファンは歓声をあげながら、今か今かと待ち構える。
次にステージに置かれたセットの一部が動きだし、機関車のヘッドに続いて、車体となって、連なって進む。12に分かれた車体の部分を動かすのは乗務員スタイルのジュニアくんたち。窓の中から手を振っている子もいる。
「ようこそ、NEVERLANDへ。鍵を見つけてくれてありがとう」
旅の案内人ミスターインポッシブルの声がした。

■NEVERLAND
機関車は、センターステージまで進むと、車体部分が直線からサークル上にフォーメーションを変え、円形のステージに乗って、せりあがった。そして、さらに内側の円形ステージがせりあがり、いち早く4人の姿を発見したファンから大歓声が上がる。(よく見ると、暗幕越しに、炎がゆらめくのが見えたりする)
私が初日に座ったのはアリーナC3ブロック。センステのすぐ横だった。
スモークが上がるその隙間から最初に見えたのは、慶ちゃん。まっすーは、慶ちゃんの、その向こう側にいた。ひとりひとりスクリーンに顔が映り、大歓声があがる。
衣装は、ナポレオンジャケットスタイルのポンチョ型。天才!天才!増田さん担当の衣装は1着目から、想像を超えて素晴らしい。4人お揃いのようだけど、裾のライン、胸元の装飾、肩から腕へのモチーフなどが、個々に違う。
慶ちゃんは指揮棒、シゲはNEVERLANDの旗、テゴちゃんはトーチ、まっすーは両手に刀を持っている。踊りはなく、山頂にそびえたつ古城から下界を見下ろすかのように、勇ましく立っている。しびれるほどのカッコよさだ。
別の公演では、まっすーの登場シーンが良く見えた。角度的に目の前に刀を操るまっすーが居て、その刀さばきにうっとりしたもの。

SOUND with the Love,MAGIC,RAY,FIRE,WATER,DANCE
の歌詞に合わせて、センターの天井から水が細かいシャワー状で降り注ぎ、レーザー光線が光のラインを水の流れに差し込み、また、炎がステージの真ん中からボワッと立ちのぼり、スモークの柱が円形ステージを取り囲む。とても手の込んだ美しい演出で、驚くばかりだった。
炎は、4人のすぐ間近で燃えあがるので、ポンチョに燃え移ってしまうのではと心配になるほど。
途中で、エレメントの紹介が入り、その間に手に持った道具はしまわれ、後半はダンスが加わる。両手を脇腹あたりから外に伸ばし、首をかしげると、長い前髪が左右にふわりと揺れる。まっすーの色気に最初からロックオンされてしまった。
いつの間にか、機関車の姿は消えていた。

■アン・ドゥ・トロワ
ぱっと明るい曲調になり、せりあがった円形ステージのまま、1曲目とは違う、少し甘い声のまっすーから始まる。24時のベルという歌詞にあわせ、時計のような手の動きがあったり、軽やかで可愛らしいダンス。
一番の見どころは、「踊りましょ アン・ドゥ・トロワ」で、4人一斉に、バレエ風のターンをするところ。ふわりと浮かぶような可憐な仕草にうっとり。
ターンに合わせて、揺れるポンチョの軌道もとても優雅。増田さんデザインは、この「揺れ」がポイント。
やがて、ステージが下がり、今度は花道で、再びバレエターン。
夢なら Hey!
覚めないで Hey!
NEVERLANDはじめてのコール&レスポンス。
曲の後半は、メインステージに背中を向け、後ろ歩きするような形でダンスしながら、徐々にメインに移動。テゴちゃんの大サビと、まっすーのロングトーンのコーラスが美しく交差する。
ラストは、メインステージに4人並んで、手でNEWSの形を作る。まっすーとシゲが手をパクパク絡ませて、遊ぶのが恒例。

★映像とナレーション
NEVERLANDの4つのゲートと、そこに導くメンバーの紹介。
【NORTH 光】加藤シゲアキ
【EAST 水】小山慶一郎
【WEST 音】増田貴久
【SOUTH 炎】手越祐也
NEVERLANDはこのように、ゲートとエリア(テーマ)を示し、この扉、次の扉・・・というように観客を案内してくれる方式だ。アトラクションのようなわくわく感がある。

■EMMA
3曲目にして、「EMMA」。しかも、EMMAオリジナル衣装で派手に登場。EMMA衣装は、コンサートに対応できるような早着替え仕様ではないだろうと思っていたので、これには驚いたが、このスタイルで披露してくれることがとても嬉しい。
メインステージで、フルコーラスというのも、貴重な機会。
仙台と和歌山公演ではアリーナAブロックの時があり、ぐっと近くで、ジャケットを振り回すダイナミックなダンスを観ることができた。まっすーは、膝の使い方がいいのか、腰の落とし方、体の傾き加減など、センスの良さが一目瞭然。
また、この曲はダンスと合わせて、力強くセクシーな歌声も魅力。CDとも違う、艶のある声は、生ライブならでは。改めてNEWSの歌のパワーは最高だと思う。特に、まっすーの「サヨナラまで2センチ」には、毎回、毎回、痺れてしまう。
最後に、EMMAスタンドにジャケットをかけ、袖をとり、キスをする・・・という仕草。
まぢかっこいい。チュッという音のタイミングもコンマ単位で計算しているに違いない。

■KAGUYA
EMMA衣装のまま、KAGUYA。EMMAからのKAGUYAなんて想定外。
育った国からして対極にあるイメージだけれど、歌詞を照らし合わせてみると、夜におぼれ、愛しい人の名前を呼び、ふり向いてほしいと恋焦がれる想いは同じ。

オマエは悪い女
月のように美しい人
こっちは引き下がり方 知らない男
あなたが僕を弱くする
サヨナラまで2cm
消える未来とわかっても

今宵 月を見上げたまま
月を撃ち抜いたんだ
「KAGUYA」
「EMMA」
古きよき時代のアメリカと、雅な和の世界での恋物語が、今宵ひとつになったような面白さを感じる。

「KAGUYA」では、順に花道を歩き、一定の間隔で、立ち止まると、足元から、ニョキっとひとり分を囲む柵がでてきた。するとこんどは、そのステージ自体がクレーンとなって、高く上がり、4本の長いクレーンが互いに交差しながら、アリーナ席の頭上を旋回していく。
この曲では、テゴマスが前方ブロック側、コヤシゲが後方ブロック側。
ぐーっと近づいて来たかと思うと、すーっと離れていく。視線が合ったような、惜しかったような・・・でも、お顔はしっかり確認できた(笑)。
クレーンの先、NEWSくんが立つ足元からは、時より、金銀色とりどりの紙吹雪が舞う。ライトに当たるとさらにキラキラして、とても美しい光景。
アリーナ席で、その紙吹雪が降り注ぐ真下にいると、視界が遮られるほどの量だった。
曲終わりに、まっすーが「NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLAND楽しんでいってねー」と会場を盛り上げる。

■恋祭り
クレーンに乗ったまま、「恋祭り」。
KAGUYA同様、頭上を大きく旋回。前方に気を取られていると、気が付かないうちに、後方からコヤシゲが順に迫ってきていたりなんてこともあった。特にセンステ付近の席だと、前から後ろから、NEWSが近づいてきて、嬉しい限り。ただ、クレーンの真下になると、首が痛くて痛くて。明日は、首がおかしくなるかも、と思いながら、真上を見上げた。
高さもあるので、スタンド席からも、メンバーの顔がよく見える。
途中から、クレーンが下がり、花道に形を戻す。タオルをくるっと結び、客席に投げるメンバー。

KAGUYAや、他の歌でもそうだけど、随所で、まっすーの下ハモがアクセントとなって曲に厚みを持たせているのがわかる。

■D.T.F
「LIVEXLIVEXLIVE」ツアーの名曲がついに4人スタイルでリメイクされた。
ザ少年倶楽部プレミアムで、ダイノジさんの選曲により、一夜だけの復活を遂げたと思いきや、ライブのセトリにまで組み込まれ、ダイノジさんもさぞかし喜んでいることだろう。
TVで観ているだけでは物足りない。一緒に盛り上がりたいと思っていた曲。引き続き、EMMA衣装で、ヤンチャ男な雰囲気がこの曲にもぴったりだ。
遊びごころがあるキュートなダンス。テゴちゃんを先頭に縦一列で、後ろにならぶマス、シゲ、コヤが体を斜めにして、顔をだしたり、バイクを乗り回すような振付、メンバー同士でアゴクイからの笑顔、とにかくわちゃわちゃ、ジュニアも混ざってのふざけ合うシーンもたくさん。特に、テゴちゃんと、まっすーがそれぞれ、ジュニアを困らせながら、フリーダムに踊っていたな。コヤシゲ、特にシゲは忠実に踊っていて、優等生ぶりを発揮していた。
センステから、後方花道を4人横一列で踊りながら進むところ、バクステ側の席だと、ぐんぐんNEWSが近づいてきて、ときめく。
最後は、「ハイポーズ」と、みんなで記念写真。まっすーは、たいてい、ふざけて変な方向を向いていた。

■4+FAN
「QUARTETTO」でセトリから外れた「4+FAN」が復活。
「D.T.F」「4+FAN」とサプライズ的な曲が続く。
「4+FAN」は、がけっぷちから見事、這い上がったNEWSが”僕らファンタスティック”と再び自信を取り戻し、ファンとの絆を熱く歌う曲。
「N」「E」「W」「S」や「もういっちょ」などコール&レスポンスも楽しい。
オープニングでこれだけスピード感あって、華やかな選曲が続くと、早くも充実感が味わえた。この7曲だけで、例えばフェスだったりしたら、セトリとして充分成立すると思う。それほどのパワーを感じた。
曲が終わると、それぞれ別の位置からステージを後にした。
まっすーは、バクステ側で、深々とお辞儀をしてから。

★映像とナレーション
少女がまず辿りついたのは、NORTHゲート光のエリア。

【NORTHゲート  光のエリア】
■あやめ(加藤ソロ)
作詞作曲も自らしているだけのことはあり、すべてにおいて、それは加藤シゲアキだった。今までのソロ曲も十分個性が表れていたけれど、「あやめ」は、誰もが自然と、その世界観に浸れるような作りに思えた。まるでヒーリングを受けているような優しさと、自身の弱いところを突かれるような激しさ。光源氏の君のような雅な雰囲気を漂わせつつ、苦悩する姿、素敵だった。
冒頭はステージに寝ころび、アリーナからは全く見えないという斬新さに驚いたけれど、じわじわその姿が視界に届き、中盤では2本のクレーンを使って高さのある演出を作り出し、旗を振り上げ、虹を渡っていく・・・、これには毎回、客席で驚きの声が拡がった。高低差も使ったメリハリのある飽きのこない魅せ方だった。
また、ジュニア達のしなやかで情感豊かなダンスが、曲の世界観をさらに深めた。体の動きひとつで、物語を語れるというジュニアのレベルに感動。シゲ担はジュニアを見る余裕ないと思うけど、これは目がふたつでは足りない状況。
衣装も、透け感のある素材で、浮遊感を醸し出していた。

■Brightest
「あやめ」の独特の世界観をいきなり切ってしまうのではなく、ジュニアによるInterを挟み、とても美しい流れになっていた。
16人のジュニアは、「あやめ」衣装の白いシャツとパンツのまま、BrightestにつながるInter曲で群舞を続けた。まるで光を吸い込むかのように。
そして、メインステージ上段に、NEWS4人。煌びやかなスポット。
衣装は、ミリタリー柄にあれこれ加工したようなスタイルで、下はキラキラしたロングスカート風。
Brightestというだけのことはあって、照明・映像を駆使した光のショーで、音やメンバーの動きとの連携が緻密でとても面白い。
この曲の前半はソロパートがリレー式につながっているが、まっすーの声の響きがm-floの曲調にとても合っていて、そこでパッと華やぐような気がする。また、曲に委ねるように体をスイングさせるフリーダンスがとてもかっこいい。
途中、シルエットだけでのダンスシーンがあり、次の瞬間には、メインステージの下段に4人が登場という仕掛けがある。シルエットの背恰好や服のラインから、ジュニアに入れ替わったことは想像できたけど、演出のアクセントとしてリズム感があった。
テゴちゃんのスキャットがいろいろ変化して素敵で、また終盤のYou are my Brightestの発音のなめらかさが好き。
後半は、花道に下りてきて、センステで終わる。まっすーは、最後のカウントでチッチッチッと両手を交互に動かし、シゲは、いつのまにかターンを決めるようになった。
全体を通して、レーザー光線が無数に飛び交い、まばゆい世界が繰り広げられた。

■シリウス
高音で、透明度の高い歌が続く。
センステから始まり、フロートに乗って、アリーナを半周する。アリーナ通路席の人にとっては、4人と大接近できるチャンスが到来。
シゲとまっすー、慶ちゃんとテゴで、東西に分かれて、前方・後方からそれぞれ進んで、真ん中で、フロート合体し、入れ替わり、後方・前方に進んでいく。
慶ちゃんのひとりひとりを見つけるような視線、シゲのファンの歓声に丁寧に頷く姿、テゴちゃんの宝石のようなキラキラスマイル。まっすーのファンサは、局地的にまんべんなく見ている印象があって、そのエリアに入りますようにと念じるばかりだった(笑)

■Snow Dance
フロートから四隅のリフターに移動。時計まわりに、マス、シゲ、テゴ、コヤ。
札幌スタンド席では、テゴちゃんを目の前に、名古屋アリーナでは、シゲの後ろ姿を間近で。静岡と大阪のスタンド席からは、まっすーとシゲを左右に見るような感じで、歌う姿を堪能した。
ソロパートがほとんどで、ひとりひとりの声でその場の空気の色も微妙に変化するような繊細で美しい曲。とくにサビのテゴマスの声の重なりは圧巻。この声を真空パックにして、永遠に保存したい。そう思えるほどだった。

■Touch
リフターのまま、イントロのキュートな手の振り。
ひとりずつカメラ目線で、Chu。
Aメロから徐々にリフターが下りて、再びフロートにのり、花道に戻る。花道には、ジュニア君たちがカジュアルな日曜の彼氏風衣装で、軽やかにtouchを踊っている。そして、そのラインにNEWSくんも加わる。こういうとき、手足の長い慶ちゃんは、舞台映えする。
20人でのラインダンスは間隔の開け方とか、コツがいりそう。まっすーは隣のジュニアの首ねっこ掴んで、もっとこっち!なんてやってたときがあった。もちろん、おふざけモードで。お茶目な曲なので、ツアーが進むほどに、特にテゴちゃんがフリーダムに振る舞うようになり、かわいかった。
ラストは、まっすーが大スクリーンに映り、低いイイ声で「touch!」と笑顔を振りまくと、キャーっと歓声があがり、暗転。

映像とナレーション。次のエリアへ。
【EASTゲート  水のエリア】

■ニャン太(小山ソロ)
慶ちゃんの愛猫ニャン太が突然この世を去った。その時の哀しい思いと、ニャン太からもらった思い出を素直に綴った曲。一方、ヒロイズムさんが奏でたメロディーは、軽やかで、記憶に残りやすく、しめっぽさを感じさせない。
赤黒チェックのシャツコートを羽織り、メインステージにスタンドマイクを置き、ひとり慶ちゃんが登場。得意な歌謡曲調の世界観は封印し、飾り立てることなく、シンプルに歌う。背後の大スクリーンには、イラストでの猫と慶ちゃん、そして、時々、実際の思い出写真が差し込まれる。
魅せ方としては、他にも選択肢があったと思うけど、あえて、ストレートに歌いたかったのだと思う。もし生バンド演奏だったら、また違った雰囲気になっただろうな。

■恋を知らない君へ
一旦、暗転し、テゴちゃんが歌い出すと同時に、花道にスポットがあたる。そしてシゲが「青空を・・・」と切なく続ける。4人が花道で、大きく間隔を取って立ち、片側スタンドを正面にしっとり歌う。シゲのボーカルが安定して、味わい深さが増したことを感じる曲。テゴマスのボーカルも堪能できる。
衣装もカジュアルで、目立った演出も無く、ただシンプルに歌うのだが、そんなNEWSもとても素敵。客席も静かに、去って行く夏を見送る。
たった1回、和歌山で、シゲが歌いだしをミスするハプニングがあった。テゴちゃんの「やり直す?」の一言で、1回、曲がストップし、3人がシゲにかけよったり、どこから始めるか、ああだこうだ話あったり。結局、増田さんのいい声で、「それでは聴いてください。恋を知らない君へ」と曲紹介をして、2テイク目がスタートした。

■フルスイング
札幌では、バクステで歌っていた記憶があるが、仙台ではすでに、センステ披露に変わっていた。
センステの円形ステージがせりあがり、高さのある中で、4人は外側を向く形で歌う。それでも、テゴマスでハモるところは、自然とふたり向き合って歌う。
「QUARTETTO」ではセトリから外れたけれど、24時間TVで歌い、たくさんの反響があったように、この曲を聴いてみたいと思う人は多いと思う。
終盤は、4人横並びになり、「恋を知らない君へ」で向いていた方とは逆サイドのスタンドを向いて歌う。静岡、大阪で、これをほぼ正面から観ることができ、4人のパワーがストレートに伝わってきて、胸が熱くなった。
ラストは、4人肩を寄せ合い、笑顔を見せてくれる。

■恋のABO
フルスイングのしっとり感とは真逆のパーティーチューン。
ジュニアも登場し、カラフルなつぎはぎロングコートを4人の肩にかけ、袖を通させる。このカラフル加減が、とってもまっすーっぽい。Jumpくんの衣装デザインをしたときとテイストは似ていて、ビビットで、多種多様な素材の布を組み合わせて、1枚のコートに仕立てている。目にも鮮やか。触ってみたくなる質感。
ステージは一気に華やぎ、恋のABOが繰り広げられる。
センターの円形ステージで、ジュニアとともに輪になって、ふざけあう場面もあって、目が追いつかない楽しさ。
大サビ「揺れる影見つめ合う~」は、客席に「歌って」とリクエストされることが多く、
終盤の「すべてをさらけだして」のまっすーパートは、今ツアーでさらにパワフルになっている。(たまにノーマルバージョンに戻すときもあったけど)

■サマラバ
和歌山公演から、突然、追加。
その最初の公演に入っていたので、予想外の出来事に、初日のようなトキメキ感を覚えた。
カップリング曲は、コンサートで歌われる機会が少ないけど、この敗者復活のようなセトリイン。嬉しい。
初回は、歌詞をちゃんと覚えきれていなかったのか、なんとなくグダグダ感もあったけど、とにかくカワイイ振付で、ノリやすい雰囲気。
和歌山では、Aブロックだったので、まっすーの踊る姿を近くで見られてラッキーだった。私にとって、最後のアリーナ公演、しかもアリーナ席(ドームは天井席確定)だったので、和歌山に来られて、本当に幸せ!と思えた。
この曲も、コール&レスポンスが楽しく、NEWSと客席が一体になった。

■NYARO
(サマラバが追加になる前は)センステから散らばり、バクステ側に進む感じで「NYARO」がはじまる。この曲もかわいらしい振り付けが特徴で、客席からの「ニャロ!」というレスポンスが楽しい。なんだかわからないけど、「ニャロ!」って声に出すだけで、笑顔が2倍になる。
サマラバが追加になっても、NYAROも生き残ってて、盛り上がりは最高潮に。
曲途中のコントのようなやりとりは、今回も健在。
4人でハートを作るところでは、テゴちゃんがいろいろ遊んでいて、毎回、おかしな言葉が聞けて、笑ってしまう。(まっすーの頭をさして、ここつむじです!みたいなことも言ってた)

■ORIHIME
アリーナ内をフロートで通って、4か所のリフターへ移動。
時計まわりに、コヤ、テゴ、マス、シゲ。
リフターが上がり、4人はそれぞれ、スタンド席を向き、しっとり歌う。
「ORIHIME」はタイトルから想像できるように悲恋をテーマにしている。星空に消えてしまった愛しい人を探して“かくれんぼ”のように「もういいかい?」とたずねても、「もういいよ」の声が聞こえてこない。せめて「どうかもう1回、もう1回」と再会を切実に願う歌。
スタンド前列の人にとっては、目の前で、NEWSの姿を1曲まるごと見つめることができる。
私は札幌2日目スタンド席で、まっすーが立つリフターが正面にあり、リフターがあがりきった時、ちょっと上を見上げる感じではあったが、歌う姿をじっくり見つめることができた。その日は、慶ちゃんの「もういいかい?」のセリフパートで、まっすーも、マイクを通さず、「もういいかい?」と唇を動かしていて、思わず悲鳴をあげた。

この曲は花道ステージで繰り広げられるジュニアのパフォーマンスも素敵。薄い衣を纏った織姫と彦星を思わせる2人(冨岡くん、進藤くん)は、夢の中で会っているのだろうか・・・。
途中から、その他のジュニアも和テイストの衣装姿で登場し、幻想的で雅な世界観の中、舞続ける。
ラストは、織姫と彦星ふたりだけになるが、ふたりを切り裂くように、センターステージがせり上がり、高い壁ができてしまう。そして、無情の雨がふたりの間に降り注ぐ。
もの哀しくも美しいステージだった。
まっすーも、時折、ステージの方に視線を送り、ジュニアの舞を確認していた。(その目は、演出家のよう)

*MC
NEWSはフロートに乗って、ステージへと戻る。この時、せっかく近くにフロートが通っても、まっ暗闇で、素敵なメンバーのお顔が見えなかった。手を振ってくれているシルエットは確認できるのに。
途中から照明がつき、MCタイムに突入。
(公演中、一切メモしていないので、MCは省略)
MC終わりは、列車の出発を告げる音が合図となっている。
札幌の頃は、突然、別の電波を受信したかのような雑音が入り、強制終了な雰囲気だったが、メンバーもビクッとするような音だったので、変更して、流れが良くなったように思う。
「乗り遅れちゃう」と言いながら、ステージの奥に消えて行き、最後、ひとり残った慶ちゃんがひとことふたこと話してから、「アンドゥトロワ」という言葉で魔法をかけるように去って行く。

【WESTゲート  音のエリア】
■FOREVER MINE (増田ソロ)
ソロ曲として初めて、ダンスなしのバラードを選んだまっすー。それも山下達郎さんの曲をカバーするという試み。絶対的な達郎さんの声があるだけに、どんな風に自分のものとするのか、楽しみだった。
コンサートでは、メインステージに角度を調整できるタイプのスタンドマイクを置き、ピンスポットを浴びて、シンプルに歌う。
背後のスクリーンには、モノクロで粗めの画質で、歌う姿が映し出されている。アイドルのステージという華やかさは無い。QUARTETTOのテゴちゃんもシンプルさを追求したけれど、今回は、まっすーが、同じように歌うことにすべてを集中させた。
感情の込め方や、言葉を音に乗せる感じが、いままでの歌い方と微妙に違うような気がした。いままでなら、手の動きも添えて、言葉ひとつひとつに感情を入れているような雰囲気があり、声にもそれが表れていたけど、何か、もう一段、深い境地で歌っているように聴こえる。
また、声の柔らかさ、伸び、湿度、色みたいなものが公演ごとに少しずつ違っている。生ライブならではの贅沢さ。
最初の頃は、マイクから声が離れてしまう部分が少しあったように思うが、だんだんそれも無くなり、さらに心地よくなった。
欲を言えば、生演奏で聴きたい。それと、フルコーラスではないのがちょっぴり残念。でも、動きのないバラードだから、仕方ないのかな。
ラストは、スタンドからマイクを取り外し、花道へ歩いていく。たまに、歩いている途中で、マイクを口にあて、何か囁いているような雰囲気の時もあったりしたが、その真相はわからず。
センステ手前で、観客にむけて一礼し、照明が落とされる。

■Silent Love
まっすーの踊りが大好物な増担が今回、ソロがバラードでも、物足りなさを感じないのは、次に「Silent Love」が控えているからかもしれない。極端なことを言ってしまうと、「Silent Love」も増田ソロ曲と拡大解釈している人、私だけではないと思う。
もちろん、4人で歌っているし、MADEも踊りに加わっている。歌割りとしても、Aメロはシゲ、Bメロ、慶ちゃん、サビはテゴちゃんで、まっすーはラップ担当なので、分量が多いとはいえない。なのに、その存在感といったら!
まず、歌割に特徴があるおかげで、ほとんどのパートをまっすーは踊りに集中できるというのがイイ。大人の雰囲気のメロディラインなので、振り付けも実にクール。口に手を当て、後ろに下がるような動きも、骨太の指のラインにゾクっとし、また揺れる前髪が表情を切なげに隠し、はっとするほどの美しさを魅せる。
そして、テゴちゃんの輝くようなサビの歌声に、影のように低くラップを落とし、じわじわ、世界を増田色に染めてくる。ラップメインになるとゆったり前へ歩み出し、ついには全員を後ろに従え、迷いもなく言葉をまくしたる。その声の低音の響きに誰もが虜となる。
もちろん、コヤシゲの哀愁あるABメロ、鉄壁のテゴちゃんのサビ、ジュニアを交えての群舞も素敵だ。
それでも、この曲における増田貴久の魅力は放ってはおけない。2017年のツアーで「Silent Love」は、色気部門ダントツ1位。

■ミステリア
メインステージに移動。
ミスターモンスターという自分の「化身」とされる存在をジュニアが表現する。地面を這い、背後にまとわりつき、不気味さを演じる。
スクリーンには、4人の歌う姿が映し出されるが、その映像にも加工がされて、モンスターに襲われているような怪しさが漂う。
謎めいた雰囲気の中に、美しい言葉が散りばめられているが、それを丁寧に表現しているダンスも、とてもいい。


■さくらガール
メインステージから歌いはじめ、センステに移動していく。スクリーンの映像は、桜並木のアニメーション。
「EMMA」のカップリングとして、4人で新たにレコーディングされ、新たな一歩を踏み出した。
大切な人へ想いを馳せる深い深い歌。NEWSの物語を語るうえでも欠かせない大事な歌。
桜という宿命か、哀しい思い出と重なってしまいがちだけど、ずっとずっと歌っていてほしい。例えば久しぶりにNEWSに会いに来たひとにも、懐かしさと居心地の良さを感じてもらえると思うから。
ラストは、マス、シゲ、コヤで、ラ・ラ・ラブ・桜・・・と続き、最後の「さくら」のあと、3人は、春の風になびく花びらを目で追いかけるようにメインステージの方に視線を向ける。そして、暗転。
WESTゲートでの衣装は、4人それぞれ形もスタイリングも違うが、濃いピンク系をアクセントに黒と白で締めている。主張は控えめで、さらりと着ている印象。

【SOUTHゲート 炎のエリア】
■I'm coming
センターステージに、1台のベッド。そして、会場中の視線を集めるのは、手越祐也!
ここ数年、バラードが続いたテゴちゃんにとって、久々に感情の赴くまま、歌い、踊るステージ。
スキャンダラスな世間的イメージを自ら演じるような、それを上回るようなちょっと刺激的なパフォーマンス。突き抜ける歌声は孤高さも感じさせ、テゴちゃんの危うさもチラリと見えたりする。でも、それもまた彼の魅力。
ピンクのスポットの中で、小悪魔的な笑みを浮かべる表情は、男か、女か、分からなくなる。なんだか、いろんなことを超越した手越祐也に会える。

■BLACK FIRE
ソロから続くように、テゴちゃんがベッドに横たわりながら、「Tonight ・・・ in the night」と歌い始める。そして、次のシゲはメインステージ。スタンドマイクの前に立ち、ハードロックテイストの衣装を身に纏い、「悪しき魂さえもいま燃やせーー!!」と叫ぶ。
こんな高音、シゲに出るの?なんていう余計な心配をしていたファンもいたけど、シゲはむしろ高音の方が得意というイメージが私にはある。テゴちゃんの突き抜けるような高音とは違うけれど、ロックなナンバーには、シゲの高音が合うと思う。
(名古屋公演で声がでづらい状況になっても、プライドをかけて、戦いに挑むかのように歌う姿は胸を打つものがあった。本人はとても悔やんでいるようだったけれど、客席で聴いている限り、ライブならではの、声のかすれ程度にしか感じなかった。)
テゴちゃんは、シゲが歌っている間にセンステからメインへ移動。マイクスタンドにかけてあるノースリーブの革ジャケットを羽織る。
まっすーは、この曲の場合、最後のフレーズに賭けている節があって、コヤシゲがSO BRIGHT・・・と繰り返し声を張り上げ、テゴちゃんが高らかに叫んでいる中、落ち着いた佇まいを見せている。そして、低い声で「BLACK FIRE」。ラストに全てをさらっていくズルい増田さん。まんまと、その罠にハマるわたし。

■バンビーナ
美恋以来の「バンビーナ」。イントロが流れただけで、悲鳴のような歓声が響く。ジュニアも登場して、華やかに。曲はじめの爆音には毎回驚いてしまう。
スタンドマイクからマイクを外し、立ち位置を変える。この曲もまっすーの大御所雰囲気が続く。まずシゲテゴが踊りはじめ、まっすーと慶ちゃんは、ゆったり動きながら、ダンスに加わる(多分、こういう演出)。バンビーナといっても、前曲のロックの流れを受け、ガシガシに踊るというよりは、ハードな感じを全面に出してきているように思う。サングラスも外さない。
まっすーのあのセリフは、美恋の時のような控えめボイスではないし、KちゃんNEWSでの「もっと、むふふふふ」なんか比較対象外。とにかく“やばい”感じの男増田さんだった。
長い歴史を持つ「バンビーナ」だけど、もはや、お子ちゃま相手の歌ではなくなっている。

■チャンカパーナ
テゴちゃん以外は、重いジャケットを裏で脱いで、スタンドに繋がる階段をあがる。ここからトロッコに乗って、スタンドを1周するお手振りタイム。シゲマス、コヤテゴに分かれて両サイドを進んでいく。
チャンカパーナがお手振り曲になるなんて、ちょっと画期的な発想。それだけ、チカラのある歌が増えたことを意味するのだろうな。

■チュムチュム
お手振りタイムの後半は、チュムチュム。これも意外だった。NEWSが踊れない分、アリーナではジュニア達が華やかに踊っている。アリーナ席の時は、スタンドを見上げても、背中を見るだけなので、近くのジュニア君を観たりしていた。

スタンドを巡回する際、テゴマス、特にまっすーは後方客席だけを集中的にファンサする。同じスタンド席でも前列の方は、ほとんど見ない。徹底している。
一方、コヤシゲは、ある程度バランスよく、後ろ見たり、前見たり。
アリーナ会場では、スタンド席でもちゃんと裸眼で見える距離にNEWSが来てくれる。夢のような時間。

■weeeek
スタトロ終盤からスタート。
ジュニア達は、青いパーカーを投げ合って、ふざけあいながら、袖を通し、金色のポンポンを両手に持ち、チアリーディングのダンスを踊る。男子のチアも素敵だ。
NEWSがメインステージに戻る頃は、ステージ中央で、N、E、W、Sの文字をリズミカルにポンポンで表現し、最後は、NEWSを囲んでハート型に。
ほんとうに、ジュニアに求められるダンスの種類が幅広いし、それらを完璧にこなす力量は素晴らしい。
後半は、バクステに向かって、「明日っから・・・」と飛び跳ねながら進んでいく。(煽りも入れたりするのだけど、せっかくキャッチーな歌詞があるのだからそれを引き立ててほしいな)

■ポコポンペコーリャ
バクステからスタート。「みんなで踊ってね」というまっすーの一声。
歌い出しの「リストランテのおじさま、チャチャチャ」では、テゴちゃんと慶ちゃんが決まって、おふざけ。チャチャチャのフレーズがテゴちゃん、相当お気に入りみたい。
終始お遊戯のような、かわいらしいダンス。途中から、クラップしながら、センステに移動。周りをジュニアが囲む。
まっすーお兄さんのふわふわした大サビから、サビへ。調子よく歌っていたはずが「眠たいや」のフレーズのところで、音の回転がゆっくりになったかと思うと、4人がそれぞれステージに倒れて、眠ってしまうという展開。(札幌のときは、立ったまま、両手を重ね、耳につけて、お眠りポーズを取っていた)
慶ちゃんは、いつもテゴちゃんに捕まって、苦々しい表情。シゲは素直にお眠り。まっすーは、大げさに脚をあげたりしながら、よろけて、バタン。センステは、4人を乗せて、せりあがっていくが、まっすーは、頭の先がステージからはみ出て、ふぁさぁとした髪が、ゆらゆら揺れる。まわりのジュニア君たちは心配そうに、困ったようにふるまう。
そして、ここからが魔法タイム。眠ってしまった4人を起こすため、会場のみんなでダンスをしようと、ミスターインポッシブルの導きで、ジュニアをお手本として、開演前に練習していたダンスをすることに。シンプルだけど、慣れるまでは、右手左手、すこしややこしい感じ。はじめはゆっくり、徐々に早めていくうちに、まずは慶ちゃんがお目覚め。そして、テゴちゃん、まっすーを起こしてから、「シゲも起きて」と。すると、シゲは急に起き上がり、元気よく踊り始める。その踊りが、ちょっと内股でカワイイ(基本に忠実)。
4人が全員起きたところで、もう1回、みんなでゆっくりやってみようと、踊りをスタート。無事に踊れたら、
「僕たちからお礼をします!みんなペンライトを上にあげて!」(慶ちゃん)
「無い人は、こぶしをあげてくださいね」(主に、まっすー)
「アンドゥトロワ」の合図で、ペンライトの黄色い灯りが一斉に灯る。
(自分のペンラが無事に点灯するか、少し緊張)
そして、パーンと紙吹雪が舞い、再び、ポコポンペコーリャに戻る。
途中、まっすーによるジュニア16人の紹介。4人ずつ画面に、顔と名前が映されて、手を振りながらバクステの方へはけていく。
今回のツアーは、今まで以上にジュニアの役割が大きく、私も少しずつ名前を憶えていくことができた。全員が全員、デビューというゲートをくぐることはできないとしても、どうかジャニーズのエンターテイメントの中で、輝き続けてほしいと願う。

■流れ星
この夢はきっと叶うから・・・と、星に願いを込める曲。
銀河をめぐる旅のようなイメージもある「NEVERLANDへの旅」。その終わりを告げる曲。ポコポンペコーリャで、4人が目を覚ましたように、旅人も、現実の世界で目を覚ます時間がやってきたのかもしれない。ここで見た夢は、いつか叶うからという記憶をお土産に。
大好きな曲だけれど、「もう終わってしまう」と思うと急に寂しくなる。
4人は、再び、クレーンに乗り、ファンの頭上を旋回する。今度は、コヤシゲが前方で、テゴマスが後方のクレーン。こんなに近くで会えているのに、残された時間は、あとわずか。あの笑顔を絶対忘れないようにと、何度も何度も手を振る。
一通り、廻ると、クレーンは元の位置に収まり、4人は花道を歩く。天井からは、星がひらひらと舞い降りてくる。その星も掴めそうで、掴めない。スルッと離れて行ってしまう。
バクステ側からは、再び機関車が進んで来た。ラストの汽笛が鳴り、白い煙がボワッと煙突から浮かぶ。
「あぁ、ほんとうに終わってしまう」
コヤ)また歩きだすよ、
シゲ)まだ歩けるだろう
テゴ)流れ星 空を渡れ・・・・
マス)ずっとずっと僕らの夢を繋ぐのに
想いを込めて歌う4人の姿、本当に素敵。特に「僕らの夢を」と歌うまっすーの力強さ。

やがて機関車は、センステを抜け、メインステージの奥へと入っていく。
曲が終わる頃、NEWSもメインステージに並んで立ち、ありがとうございました!と手を大きくあげ、去って行く。

スクリーンに、今日の写真が次から次へと映し出される。さっきの出来事が、もう思い出になっていく。

最後にメッセージ
「あなたはひとりじゃない」

■U R not alone
Greeeenさんが、NEWSに、また新たな名曲を授けてくれた。この曲をNEWSとファンで育てていきたい。そう深く思えるほどの素晴らしい曲。
パッと眩いほどの照明が点くとコンサートTシャツ、パーカー姿の4人がメインステージにいた。
でも、本編の時とは、表情が明らかに違う。王子様のようだった雰囲気から、等身大の青年として、心をさらけ出している。パーカーの濃い青色は、あらゆる困難にもまっすぐ立ち向かうような意志を表しているようだ。
歌い出すと、その思いは、こちらが想像していた以上に強いことがすぐさま分かった。「拝啓 あの日の僕へ・・・」まっすーとシゲが向き合って歌う。まっすーが主旋律で、シゲが低く。歌うというよりも、言葉をストレートに発している感じ。目は潤んでいるようだ。
続いて、「時に見失いそうになって」とテゴちゃんと慶ちゃんが歌う。その間も、まっすーとシゲは気持ちを1ミリも緩めることなく、歌詞を口ずさむ。
「それでも Hey」とコール&レスポンスのタイミングでは、まっすーが半拍ほど早く、タオルを持った右手をボールを投げるように高く上げる。それに続くように、ファンはペンラを高く掲げる。
そして、サビが始まる。
CDを聴いた時点で、ここは観客も共に歌うことになるのだろうな、と予想がついた。だから、アルバム発売から間もない札幌公演に向けても、この曲だけはと覚えた。音程はもちろん、言葉のはめ方もコツが必要だと思った。
これまでもテゴマスやNEWSのライブで観客主体で歌う場面があったので、歌うことに慣れているファンは多いはず。それでも、今回の「U R not alone」は、難易度が高い。最初のサビで、すぐに観客の出番がやってくるから、なんとなく覚えたぐらいでは歌えない。
2番も、シゲマス、コヤテゴにパートを分けて歌う。負けては言い訳を考えたあの頃の自分・・・、4人はそれぞれどんな自分と向き合っているのだろうか。魂込めて歌う姿は、私の心にもズシリと響く。
途中、4人それぞれから、短い挨拶がある。「NEVERLAND 入口はあるけど出口はないから。ひとりじゃないから」とシゲは毎公演、ほぼ同じメッセージを送り続ける。慶ちゃんは、ある日の公演では、「何があってもNEWS4人がんばりますので応援よろしくおねがいします」と。まっすーは、他の3人に比べると、彼らしい柔らかい言葉で、みんなに会えたことの喜びを口にし、NEVERLANDは、いつでもあるから、また来て下さいと言う。また昼公演の時は、“追加公演をありがとう”“3公演させてもらえてありがとう”と。テゴちゃんは、その時その時で直感で言葉を熱くこぼす。
そんな4人の思いを受けて、再び観客が歌うサビへ。演奏がフェイドアウトし、アカペラ状態。最初のころは、音程に自信がなくて、ガイド音が欲しいと思ったもの。
「たとえばこの声が届くならば誰でもいい 聞こえますか」
この言葉の持つ力のせいなのか、徐々に、パワーアップしていく観客の声。イヤモニを外して、その声を全身で受け止めるメンバー。
アカペラを2回ほど繰り返すと、テゴちゃんは「あの日つまずいて」と高らかに歌う。そして観客の歌をパワーに、自分たちの声をさらに高めて歌う4人。
まっすーは、ジャンプしたり、体をかがめたり、マイクを通さず歌ったり、とにかく溢れる感情のまま、歌い続けていた。持っているタオルの両端を持ち、胸の前で堂々と掲げたりもしていた。
4人が全身全霊で歌う姿は、初日の札幌公演から、もう始まっていた。あんなに感情を込めて歌ったら、しばらく放心状態から抜け出せないだろう。
私にとってラストのアリーナ公演となった和歌山(5/28昼)での出来事。メインステージから5列目ぐらいで、まっすーの立ち位置とは逆サイドだったが、ほんの数秒、まっすーがこちらを向いて歌ってくれた時があった。私は公式うちわを胸に抱きしめるように持っていたのだが、こっちを見てくれているような気がして、緊張し、固まってしまった。今、確かに、同じ空間にいるのだと、とても幸せを感じ、この瞬間のことはずっと記憶に残しておきたいと思った。

「U R not alone」これ以上、出ないと思えるほどの声で歌った。曲が終わる頃には、全部出し切った感がある。
ラストに銀テープと金テープが華やかに降ってくる。でも、テープを掴もうと上を見上げてしまうと、大事な瞬間を見逃してしまう。NEWSはテープが舞う中、その姿を消してしまうのだ。私は最後のシルエットまで見届けるため、暗くなる照明に負けないよう、しっかりとステージを見つめる。
NEWSは、ダブルアンコールには応えない。それは恐らく、彼らの美学に基づくもの。終わり方にも、とてもこだわりを感じるから。ファンもその辺は理解していて、NEWSコールを続けることはあまりないように思う。中には、「もう一度」と願う人もいるだろうけど、最後の曲で、こちらも出し切っているので、悔いがないというか、充実感でいっぱいの人が多いと思う。

こうして、「NEVERLAND」号は2時間半の時を進めて、戻ってくる。
たどり着いた場所が出口なのか、はたまた入り口なのか、魔法のかかり方が強くて、いまだに分からない。
帰り道、オフにしたつもりのペンライトが青いバックの中で光っている時がたまにあって、NEVERLANDとの境界線の曖昧さにドキリとしたりも。

NEVERLAND
かなり深みにはまってしまったみたい。
本当に幸せな時間だった。

(長文におつきあいいただきありがとうございます)
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